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セルフケア−足湯 春の養生と風邪対策


梅の花が満開をむかえ、春の兆しがしてまいりました。

季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあります。花粉も飛び交い、風邪をひきやすくもなります。

日頃のセルフケアと心身との対話で養生していくことができます。

身体は、冬の間ためていた毒素をデトックスして、あたたかな日差しとともに身体をゆるめ、開放していきます。春の山菜が苦味を含んでいるものが多いのも、一緒に食してデトックスをしていく役割があります。

日差しは明るくて陽の気があがり、気持ちも高揚して春らしい装いをしたくなるかもしれませんが、まだまだ気温は低く、油断して体調をくずしてしまうことも。スカーフやアンクル丈の靴を活用して足首や首元を温めるとバランスがとりやすくなります。

中医学の観点からみていきますと、風邪は決して悪いものではなく、デトックスの為に身体が高熱を出し、体内の毒素を解毒して汗や尿などと一緒に排出し、数日身体を休めながら、整える役割もあります。

ただ、忙しい日常で風邪はなるべくひきたくないものです。

 

セルフケアで効果的なことのひとつに「足湯」があります。

足の裏の「湧泉」(足の指を曲げたときにでるくぼみ 足裏中央よりやや上くらい)というツボは大きなエネルギーの出入りのボルテックスになっています。大地とつながり、天地のエネルギーを循環している場所でもあります。また、読んで字のごとく「湧き出る泉のようにエネルギー湧く」ところで、毒素を排出する場所でもあります。

朝の支度をする時に足湯につかりながら準備をすると、身体も目覚め、ポカポカあたたまり、一日中さっぱりとしていられます。寝ている間に溜まった毒素や疲れを流していきます。疲れが強いときや何かに憑かれた時は塩を入れたり精油をブレンドしてもよいと思います。

足湯のバケツは足首タイプのものもありますが、できるだけ深さがあるほうがしっかりあったまります。年齢にもよると思いますが、足首、膝、モモ、骨盤と冷えやすくなります。特に女性は、足首、腰首、首は冷やさないようにケアすることが養生のポイントになります。

手のひらにも「労宮」(手のひらの中心 拳を握ったときに中指と薬指の間くらい)というツボがあり大きなエネルギーのボルテックスになっています。女性の身体には「労宮」と「子宮」と2つの宮がありどちらもとても大切な場所です。

外出から帰ってきたときも、手、足、のどを洗うことでさっぱりとします。手は「労宮」を、足は「湧泉」、足首の「三陰交」(内くるぶし上、指4本分で骨のわきあたり)を意識して洗い流します。理由は同様に外でついた疲れ、憑かれ、汚れ、毒素を洗い流すことでご自身を整えることができます。「外から帰ってきたら、手足を洗いうがいをする。」という教えはとても理にかなっていると思います。

風邪の菌や邪気は「風門」(首を前に曲げたときに出る大きな骨から指3本くらい下の肩甲骨の間くらい)というツボから入ることが多いようです。

風邪に入られたと感じたら、塩のお風呂に首までしっかり入って「風門」「湧泉」「労宮」から風邪(ふうじゃ)が流れ出るようにイメージ瞑想するだけでも効果的ですし、それでも喉や肩甲骨まわりが重く感じるときは、「コパイバマリマリ」という精油が効果的です。「コパイバマリマリ」は南米アマゾンの深い森い自生し、森の女神と呼ばれる聖木です。口腔関係に有効な精油で、うがいや歯茎のマッサージ、喉のチャクラた風門あたりに塗って使用します。

どうしても風邪にかかったときは、数日休みながら、風邪と一体化して、360度内側から、外側からいろいろな視点で自身を観察してみるのもよいかもしれません。病は決して悪いものではなく、身体からたくさんのサインやメッセージや送ってくれています。いろいろな気づきがあるかもしれません。

セルフケアは、個人差や合う合わないがあると思いますが、春の養生にお役立ていただければと思います。

 

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