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セルフケア–乾燥 秋の養生


11月〜12月は、乾燥が気になる季節です。

乾燥により、粘膜が傷つきやすくなり風邪をひきやすくなります。

養生は、内側と外側の両方からアプローチしていきます。

 

まず、乾燥の原因を見てみますと、

① 巡りが悪くなること。

血液循環が悪くなっていたり、過緊張で身体を力ませていて巡りが悪くなっていることがあります。

特に、女性は年齢とともに骨盤周りが硬くなり冷えて巡りが悪くなります。

腰は要です。下半身から腰、股関節、膝、足首、指首。

上半身へ腰、胸、肩、肘、手首、指、首、目、頭頂。ストレッチやマッサージをして緩めます。

寝ながら簡単ケアは、仙骨で円や∞の字を描くように腰を動かすのも気持ちいいです。寝る前や寝起きに最適です。

 

② 栄養不足になっていること。

皮膚はタンパク質でできています。

季節に応じた旬の食事をバランスよくいただくのはとても大切なのですが、良質なサプリメントをとって補うのも効果的です。

サプリメントの必要性は、土地が土壌汚染などにより、土地自体の栄養が不足してしまっていること。

食物も農薬や化学肥料などにより、食物本来の栄養素が不足してしまっていることがあげられます。

必要な量を摂取するには、食物だけでは不十分になりがちです。

 

③ 普段の習慣や癖が症状になって現れます。

例えば、かかとが乾燥する場合、立っているときに重心過多になっていないか客観視します。

どこか一点に重心をかけ過ぎている場合などはそこがタコになって硬くなります。

母指球、小指球、かかとの3点にバランスよくのっているか注意を向けてみます。

5本の指の先まで注意を広げてみます。

 

④ 内臓が落ちている。

内臓が疲れたり、弱っていると落ちていきます。

落ちた内臓に引っ張られて、肩こりや首こりの原因にもなります。

手当や呼吸、ストレッチで内臓を引き上げます。

ヨガのエクササイズなら、ライオンのポーズ(シンハアーサナ)や逆立ちも効果的です。

内側のアプローチは、循環器系(腎・肝)や免疫系(小腸)のケアをしていきます。

[腎]

水分を司る腎臓が疲れると、首が硬くなり、肩こりや喉の痛みが起きます。また、膝が下がり、内くるぶしも下がって親指の硬直が起こり転倒がふえます。

タオのエクササイズにおいても、腎の養生はとても大切にしており、両手を擦り合わせて気をあつめ、手を暖めます。その手のひらを腎臓にあてて擦り暖めてマッサージします。

[肝]

肝は血を貯蔵して、身体の血量を調整しています。そして目に開孔しています。

膝上の内腿のふっくらしている血海をマッサージしたり、目の周りをマッサージします。

[小腸]

消化吸収を助ける小腸のポイントは消化液をしっかり出せていることです。栄養吸収を担う内臓をケアすることで、栄養がしっかりと吸収されます。

 

「肝腎かなめ」と言われますように重要な役割を担っている臓器をケアして、秋の養生にお役立ちいただければと思います。

 

 

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